【グランドスラム】猪木氏と交流あるパキスタンのシャー 無念の初戦敗退 2017/12/3(日) 11:49配信

柔道のグランドスラム東京大会最終日(3日、東京体育館)、男子100キロ級のシャーフセイン・シャー(24=パキスタン)は、初戦の2回戦で飯田健太郎(19=国士舘大)に指導3で反則負けを喫した。
カラチ出身のシャーは2歳の時に来日し、日本で柔道を学んだ。パキスタンとのパイプを持つ“燃える闘魂”アントニオ猪木氏(74=参院議員)とも交流があり、過去にはリング上で柔道のデモンストレーションを披露したこともある。
この日は強豪の飯田に挑んだが、攻撃を封じられて完敗。「ボクが理想としていた柔道を相手が徹底していた。コンディションは悪くなかった。ただ飯田君が格上だった」と話した。
現在はパキスタンの軍隊に所属し、特例で日本を練習拠点にしている。今後の目標は東京五輪出場で「リオ五輪も出たけど、日本はホームなので特別。自分の体形をもっと生かせるような体づくりをしたい」と向上心を燃やした。