大谷、偉大な選手は「イチローさん」MLB公式HPがインタビュー 12/2(土) 6:06配信

大谷のインタビューがMLBの公式ホームページで公開された MLB公式サイトが大谷のインタビューを掲載。「大谷はスプリング・トレーニングで将来について話した」と題された記事で、同サイトのJ・モロシ記者による対談を動画付きの一問一答で伝えている。取材は2月の米アリゾナキャンプ中に行われたものだが、非常に興味深い内容となっている。
【写真】今後のポスティングの流れと大谷の動き
―(米国ではOTANI、OHTANIと)名前が異なるスペルで書かれているが。
「正しいスペルか分からないが、書類を書く時は“H”を入れている」
―日本のベーブ・ルースと言われ、どう思ったか。
「彼は野球の神様。私はまだそのレベルにいるとは思わない」
―好きな選手は。
「イチローさんは憧れの打者の一人だった」
―メジャーで二刀流を続けることがどれぐらい重要か。
「メジャーの監督とスカウトがどれぐらい評価しているのか分からないが、出来れば両方したい」
―高校時代からスカウトが視察していた。
「その時はジャイアンツ、レンジャーズ、ドジャースが最も積極的だった」
―メジャーに挑戦する時に、それは関係あるか。
「4年前とは状況が違う。同じチームかもしれないが、同じ人でないかもしれない」
―なぜ日本ハムでプレーすることを選んだか。
「投打両方を期待してくれたことが大きな要因の1つです」
―DHがないナ・リーグでプレーした時、どこのポジションを守るか。
「過去に右翼を守ったことがあるが、メジャーではどうか分からない」
―移籍先を決める上で最も重要なことは。
「チーム関係者が最も重要です。その人たちのためにプレーしたい気持ちを持っている」
―二刀流で米国人の野球への考え方を変えることに、どれほど興奮するか。
「成功したかどうか周りの判断に任せる。ただ二刀流として認めてもらえれば最高です」
―メジャーで一番好きな打者は。
「B・ハーパーの打撃を見るのが好きです」
―ダルビッシュとの関係は。
「オフシーズンに誘っていただいて一緒に練習した。すごく世話をしてもらっている」
―ダルとは別のチームがいいか。
「同じチームにいることは素晴らしいことだが、別のチームでも同じ。対戦出来るから」
―米国でのプレーに神経質になることは。
「全てに緊張します。新しい国で、新しいプロ生活。神経質になることはたくさんあります」
―英語は。
「神経質になることの1つです。おそらく就学前のレベル。自分のために話したいが、おそらく通訳を付けるだろう」
―米国では何が好きか。
「ハワイとアリゾナに行ったが、巨大なステーキが好き」
―どの都市に興味があるか。見たいものは。
「ロッキー・バルボア像です。写真が欲しい」
―(ロッキー像のある)フィラデルフィアにはフィリーズがある。
「いいえ、ただそこに行きたいです」
―両親は何のスポーツをしていたか。
「父は社会人野球、母は社会人でバドミントンをしていた」
―どっちがいいアスリートだったか。
「母です。バドミントンで母に勝てない。母は身長が高いし、長い間プレーしている」
―日本野球の歴史で最も偉大な選手は。
「イチローさんです」
―何が長く活躍できる要因と思うか。
「その答えが知りたい。数回お会いする機会があった。偉大な方で師匠。野球選手として人間として尊敬している」
―米国ファンに知ってもらいたいことは。
「唯一約束できることは出来るだけ頑張ってプレーすることです」