レスリング・森川、日本3連覇に「貢献したい」 11/28(火) 8:02配信

ロシアで行われる女子W杯に出場する森川(左) レスリングの国別対抗戦「女子ワールドカップ」(12月1、2日、ロシア・チェボクサリ)の日本代表8選手が27日、成田空港から決戦の地に出発した。69キロ級で出場する森川美和(東京・安部学院高3年)=沼津市出身=は「私にとっては初のW杯。チャレンジャー精神で攻めていきたい」と抱負を語った。
団体戦で行われる女子W杯。15年世界選手権の国別対抗得点で上位8か国(ブルガリアが棄権でスウェーデンが繰り上がり参加)が集う。昨年は開催国がなく中止となり、今回は2年ぶり。日本は14、15年と連覇しており、“3連覇”がかかる大会で「日本の優勝に貢献したい」と、力こぶを作った。
森川は沼津三中から安部学院高に進学して全国高校総体では3連覇。すでに、日体大への進学も決まっている。吉田沙保里ら金メダリストを多数、輩出している至学館大などから誘いもあったが「(日体大は)女子選手も増えてきているし、強い至学館を倒したい」と、決意した。
年末には大事な試合が控える。12月20日に開幕する天皇杯全日本選手権では65キロ級にエントリー。来年の世界選手権への選考を兼ねた大会で森川にとっては、高校生活最後の国内公式戦だ。「日本選手権では優勝を狙っていきたい」その前に初のW杯で結果を残す。