リオ五輪「金」登坂選手に声援 三島で女子レスリング大会 9/25(月) 7:55配信

試合に臨む登坂絵莉選手=24日午前、三島市民体育館 全日本女子オープンレスリング選手権大会(全日本女子レスリング主催、静岡新聞社・静岡放送後援)の最終日が24日、三島市民体育館で行われ、リオデジャネイロ五輪48キロ級の金メダリスト登坂絵莉選手がシニアの部に出場した。
登坂選手は53キロ級にエントリーし、2回戦から登場した。左足のけがで戦列を離れていたため、五輪以来約1年1カ月ぶりの実戦復帰。2試合で先制を許すなど苦戦したが貫禄の優勝を遂げた。
会場には世界一の技術を見ようと大勢の観客が詰めかけ、声援を送った。観戦した沼津レスリングクラブの女子児童(11)は「諦めずに逆転勝ちしてかっこよかった。登坂選手のようになりたい」と目を輝かせた。
同大会は全国から若手選手が出場する登竜門として開かれ、今年で12回目。過去にも山本美憂選手や浜口京子選手らトップ選手が出場した。今年は8月のフランスの世界選手権で優勝した奥野春菜選手も参加し、55キロ級を制した。