全員女子のチームも出場したEXILE CUP 東北大会は、PK戦の末ACジュニオールが優勝!(SOCCER KING)

全員女子のチームも出場したEXILE CUP 東北大会は、PK戦の末ACジュニオールが優勝! SOCCER KING 8月9日(木)13時6分配信
全員女子のチームも出場したEXILE CUP 東北大会は、PK戦の末ACジュニオールが優勝!(SOCCER KING)
宮城県のリトルスターズは全員女の子というチームで出場した  今年で3年目となる小学4から6年生のフットサル大会「EXILE CUP 2012」の東北大会が、8月8日、松島フットボールセンターにて行われた。東北6県から集まった48チームが、9月16日に行われる決勝大会出場を目指して戦った。

 開会式では大会スペシャルサポーターEXILEのUSA考案のウォーミングアップで選手たちは楽しく汗を流した。

 午前中は予選リーグが行われた。Iブロックの宮城県のリトルスターズは48チーム中唯一全員が女子のチーム。山下博正監督は「男子のスピードやテクニックにどこまでついていけるかな、というのを試したくて出場させていただきました」と大会に臨んだが、1試合目の湊サッカースポーツ少年団戦は男子のスピードとパワーに圧倒されて0−4と完敗。2試合目の古城FC戦は、粘り強い守備を見せたものの、0−1で敗れ、決勝トーナメント進出はならなかったが、男子相手に大健闘。リトルスターズの小畑あすかさんは「男の子はスピードが速くて1試合目はマークが外れてしまったのですが、2試合目はちゃんとマークができてシュートも何本か打てて良かったです」と2試合を振り返った。夢は「(地元の)常盤木学園高校に入って、そこからなでしこジャパンに入りたいです」と語る小畑さん。男子相手に堂々と戦ったリトルスターズの中から将来なでしこジャパンに入る選手が出ることを大いに期待したい。

 お昼には決勝トーナメント進出16チームの代表選手によるリフティング大会が行われた。ゲストとして元日本代表でベガルタ仙台アンバサダーの平瀬智行さんが登場し、会場は大いに沸いた。16人中11人が1分間リフティングを続けることに成功し、見事EXILEのUSAのサイン入りボールを手にした。平瀬さんは「残った子が多くて良かったです。技術的には高いものをみんな持っていますので、あとは気持ちを強く持って欲しいです」と選手たちにエールを送った。

 午後は決勝トーナメントが行われ、3位決定戦は安藤虎星君が2得点、安藤竜星君が1得点と双子選手が活躍した富谷FCが、3−1でやぎやまFCに勝利し3位に。決勝は塩釜FCとACジュニオールの宮城県勢同士の対戦。前半を0−0で終えた後半は互いに積極的にゴールを狙い、ついにACジュニオール林国雄君が先制ゴール。しかしその直後に塩釜FCの阿部瑠依君がゴールを奪い、1−1で後半を終え、優勝の行方はPK戦に持ち込まれた。4人目まで両チーム全員が成功したが、最後にACジュニオールGK佐藤海斗君が相手のPKを止めて5−4でACジュニオールが初優勝。決勝大会へと駒を進めた。

 準優勝に終わった塩釜FC亀山博之監督が「小さい子たちがよく頑張りました。塩釜らしさが出て良かったです」と選手の頑張りを称賛したほど、決勝は互いに譲らぬ好ゲームだった。優勝したACジュニオール内田桂太郎監督は「ここしばらくPKは負けていないので、PK戦になったら(佐藤君が)1本は止めると思いました」とPK戦への絶対の自信を語り、PK戦で活躍したGK佐藤君も「普段もPKの練習をしているので普段通りのプレーをしました」と語った。また、ピッチ上を精力的に走り回った仲澤岬希君は「絶対勝ってやるという気持ちで臨んで勝てて良かったです」と強い気持ちが東北大会優勝につながったことを喜んだ。夢はプロサッカー選手という二人は決勝大会の目標について「自分の良いところを十分に発揮し、全国大会で優勝したい(佐藤)」、「チーム一丸となってみんなで優勝を勝ち取りたいです(仲澤君)」と優勝への強い意気込みを語った。粘り強い守備とゴールに向かう意識の高い攻撃が魅力のACジュニオール。決勝大会での活躍が楽しみだ。

文=小林健志
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